灯ろう流し
八月十六日西川で灯ろう流しが行われました。
街の真ん中を流れる緑道公園の川。
この日ばかりはネオンの色より鮮やかに灯籠が流れます。
読経に乗って静かにゆらゆらと家族の想いを乗せて流れて行きます。
来年もお祀りが出来ます様に・・・。
馬に乗って帰って来て、うしに揺られて行ってください。
ご先祖様の霊に向かって感謝と平和を祈ります。
ばあばが育った町では海が近かったので藁で作った船(売っていた)にロウソクを立て、蓮の葉を敷き
ご飯におかず、果物、お菓子等を乗せお盆の最後の日の海に一家総出で流しに行ったのもです。
(近所の家からも続々と流しに出て来ます。)
沈まずに沖に流れて行くと仏様が喜んで帰られたとか・・・。
何時の頃か海が汚れるので流さない様にと市からお知らせが回りました。
それからは回収場所に持って行くようになりました。
火は危ないのでロウソクはつけません。
時代と共に形式は変わってくるようです。
でも読経声を聴きながら精霊流しを見ているのは良いものです。
脈々と繋がる人の心を感じます。